第5話 朝〜次の日の夕方 病院に行くまで

くも膜下出血発症後の朝

目覚めて体を起こすと同時に

赤茶色の液体を大量に吐く

吐けども吐けども止まらない

とんでもない痛みの頭痛もする

首と方も少し動くだけで激痛が走る


その後 1日半 記憶なし


次の日の夕方

私は部屋で正座している

頭痛も少しおさまり

首と方の痛みも軽減している


「病院に行った方がいい」


すぐに上着を羽織り病院へ向かった

診察終了の時刻が迫っていた


「このジャンパーものすごく重い」

「違うのにすればよかった」

新しく買ったばかりのジャンパーを着てきたことを

後悔しながら小走りで病院に向かった


追記

退院してからそのジャンパーを羽織ったら

ものすごく軽かった




ホオジロ








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