016_かみさまのおてつだいさん!/COOLKID

 作品リンク:https://kakuyomu.jp/works/16817139559070939115


 ・愚弟の感想

 日本神話をモチーフにキャラクターたちがコミカルなやりとりをするという作品コンセプトはとてもいいと思います。

 セリフでの掛け合いが多いことからもキャラクター同士のやり取りが好きなことは伝わってきます。

 反面、地の文での状況説明や、キャラクターの動きなどの情報がほとんどなく、なにが起きているのかが伝わりづらく感じました。

 各シーンごとの冒頭に、一度でいいので5W1Hを記述しておくといいと思います。そこがどんな場所で、その人物はどんな人でどんなことをしていて、なぜそうしているのか。そういったことが読者に伝わった方が、神様ワールドを一緒に楽しみやすいのかなと思いました。


 ・小山の感想

 設定は面白いと思います。

 八百万の神がいて、そしてそれだけいれば彼らの手伝いをする神もいるという着想はよいかと。

 ただ、神と神話とキャラクターはある程度一致させた方が良いかとは思います。

 ヒノカグツチ神を出すのだったら、それにちなんだエピソードを設定する、ということです。

 今回の場合だと、名のある神であれば誰でもいいエピソードが書かれており、ヒノカグツチ神である必須性がないように思われます。

 それでは、八百万の神をモチーフにする理由が薄すぎます。

 神話と切り離したお話を作っていきたいのであれば、もっと名前だけは同じだけれど、由来の違うキャラクターなんだよ、ということを提示していくとよいかと思います。

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