012_積読大好き雨村くんは文芸部を書庫として利用する。彼は人間関係にも積み、詰む。/家猫のノラ
作品リンク:https://kakuyomu.jp/works/16817330648080028242
・愚弟の感想
話数が少ないので判断が難しいですが、キャラクターの思考の書き分けがしっかりできていると思います。群像劇において一つの大きなハードルをクリアしていると言ってもいいです。
それぞれがそれぞれに思うところがあり人生が進んでいくということは一見当たり前のようでいて、難しいことです。別の人が考えていることを常に考えなければいけませんから。いわゆる記号的に個性的なキャラクターとは違った魅力が、内面を書くことで表現できていると思います。
これらのキャラクターの織りなす話であれば、リアルな青春小説として通用する素質があります。
ただ、文章の記法に関しては既存の小説からはみ出しているように感じました。自分の好きな小説と見比べてみることをオススメします。
まずは完結を目指して、連載頑張ってください。楽しみにしています。
・小山の感想
キャラクターの書き分けはできている。ただ散文的であり、話の筋がなかなか見えてこない。
また話数が少ないからではあるが、ひとりひとりのキャラクターに深く踏み入り切れているわけでもないので、現状ではあまり言えることがない。
それでも、陰キャから陽キャまですべてのキャラクターの内面に踏み込まんとする手法自体は面白い。
なかなかユニークなチャレンジなので先が気になる。
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