神様とチートって楽しいよ!一緒においで!

架瀬ばにら

第一章 転生、物語の始まり。

第1話 あれ、これって

気付いたそこは、何もない真っ白い空間だった。

俺は一体、何をしていた? なぜここにいる?

「内山架印さん、あなたは死にました。」

ああ、そっか。高校に行く途中だったっけ。え? 俺死んだの?

「あれは不幸な事故でした…」

事故か…てかお前だれ

いつの間にか後ろに立っていた高校生くらいの男子は答えた。

「私ですか? 神です」

( ゚Д゚)


…………厨二病なのかな、かわいそうに。なんか服もファンタジーっぽいし。

てか見た目かっこいいのに厨二病なのは痛いよ…(精神的に)

「厨二病は全オタクが忌避するワード第一位!! それオタクに言ってみ! 殺されっぞ!!」

!? 急に性格変わった!? 何この人二重人格!? 怖い!! 逃げなきゃ!!

「おい待て」

コノヒトコワイヨォ

「いやちょっと間違えました。待ってください」

ガチの二重人格じゃん…ナニコレ…(純粋な恐怖)

「人の話聞いてくださいいいですね」

「なんですか自称神(厨二病)」

「てめ次それ言ったら刺すからな」

聖剣(?)的なの向けてきた。何この人マジこわなんだけど

世にも奇妙な〇語に応募したらテレビ出れるかもなぁやったあ(ヤケ)

「違います私が言いたいのはあなたは死んだってことです」

うんそれさっき聞いた

「黙りなさい」

!? こいつもしや人の心が読める!?

「読めます。次言ったり思ったりしたらばっすんです☆」

剣で人切ったとき絶対ばっすんなんてかわいい音しない…

「ん?(笑顔の圧)」

「何でもないです!!」

「ふふっ」

笑みに影を感じる…

「神さまー、俺はどうやって死んだのー? 事故死だとやっぱりトラックにはねられたりしたー?」

「いや、架印さんの死因は爆死ですよ」

「…んー?」

「爆弾でぽむって。」

「なんかちょくちょくファンシーな音して殺しにかかってくるよな。てか爆弾? そんなことある? あいりぶいんじゃぱん!」

「じぇーけー、という人種がおもちゃの爆弾で遊んでたら爆発したらしい。」

「いやなんで本物の爆弾があるんですか」

「そんなの知らん」

えぇ

「じぇーけーこわい、無理」

おーい、神様ー? 日本のJKに負けてますけどー?

「ぐっ…とにかく、こうして架印さんは死にました。」

死にました、めでたしめでたしじゃねぇんだわ。どうすんのこれ。

すると神は急に台パンし始めた。いきなり怖ぇよ。あとその机どっから出したん

「わたしはぁ!!(バンバン)俺Tueeeeeがぁ!!(バンバン)好きなんですぅ!(バンバンバンバン!!!!)」

!?!? やっぱこの人怖い!!!!

「と、いうことで。」

いや待て。ということで、じゃない。え、今のなんなん? どゆこと?

「いやぶっちゃけると私は最高のシナリオで最高のキャラで最高の俺Theeeeeを作りたいんですよ。すぐ傍で見たいんですよ!!!!」

……………( ゚Д゚)

だめだこの人、救いようがない

「救いようがなくていいから俺Tueeeeeしてくれ! いや、してくださいお願いします架印様!!!」

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