夏の幽霊への応援コメント
読ませていただきました!
少年と幽霊少女という組み合わせから、意外な結末へと収束していく展開がとても面白かったです。「幽霊の悩みを解決する」という定番ネタから、名前を辿って真実を見つけて……という方向に進んで行くのが流石だなあと思いました。名前を伝承と照らし合わせて紐解くのってワクワクしますよね。
名前と言えば、最後に「風」観が「風」葬で死ぬことに気付いて膝を打ちました。
また2人の会話に関して、上手いなあと思わされる箇所がたくさんありました。特に「じゃあ後は口を閉じれば、立派な幽霊だ」からの「幽霊を立派にしたって、しょうがないよ」がお気に入りです。こういう何気ない台詞の中に面白味を持たせるのが本当に好きです。
風観の(素直な意味では終ぞ解決しなかった)苦悩も、安易にハッピー/バッドで分類できない終わり方も、夏でありながら静かな雰囲気も非常に良かったです。素晴らしい作品をありがとうございました!
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます!
文章中には字数的に描写出来ませんでしたが、実は少年のみが少女を認知出来た要因の一つに彼の名前が関わっているのでその様な気付きをして下さり嬉しいです!
作者同様あやふやな物語となりましたが、そこに蜃気楼の様な酩酊感を感じていただけたら幸いです......
夏の幽霊への応援コメント
コメント失礼致します。
この手の話、とっても好きです!
設定も矛盾点がなくてすらすら読めました。
名はその肉体を縛るものであり名に導かれた霊の呪縛を解くというストーリー形態が良かったです。
霊って自分の意思でできるものと自分の意思に反して縛られてしまうものの2種類あると思っているので、まさにこれは二つ目の状態なのだなと考えさせられました!
素敵な物語をありがとうございます♪
作者からの返信
何か怪奇現象を扱う時に整合性を重視したくてやってみたのですが、難しいですね汗
名は体を表すと言いますから、名に縛られる幽霊が居ても良いだろうという考えで書いたものでした
まぁ幽霊に体は無いので、名で底を表したって所でしょうかわら
どこか截然としない物語ですがそのような評価をいただけて嬉しいです
お読みいただきありがとうございました!