第14話高校生時代
私が高校生だった時は、比較的におとなしく、勉強熱心というと恥ずかしいが、勉強が好きな青年だった。
友だちができるのか、不安はあったが、案ずるよりも生むがやすしで、数人作ることができた。
人見知りは今もあまり変わっていないが、人と接するのは苦手であっても、嫌いではない。
さて、高校時代に修学旅行で、中国の蘇州に行った時の話をしよう。
蘇州はどちかというと、都会というよりも街っていう感じがした。
絢爛豪華ともいえないが、歴史的建造物が多い印象があった。
中国は英語も網羅しているので、話せなかったが、大体内容が分かった。
特にホームステイ先の男性と筆談で、英語を簡単にかわすことができた。
上海にも行ったなそういえば。
リニアモーターカーに乗って、駅から駅へ駆け抜けていくあの疾走感は今でも鮮烈に覚えている。
時速三百キロは軽く出ていて、走行距離としてはめちゃくちゃ速かった。
日本と違って、風土も歴史も全く違う風情があり、趣があった。
ただ、飛行機に乗っている時間が長く、少し退屈だったが、雲海を流れていく瞬間は圧倒的にすごかった。
特に空港から離陸するときの浮遊感が何とも言えない感じがして、好きだった。
中国の上空はただ広くて、広大無辺といった印象があった。
社会主義国家で、貧富の差が大きく、スラム街も存在していた。
あとは、人民元を使うため、円を元に交換する作業も行った。
今も富裕な万元戸層はいるのだろうか。
もともと中国は一人っ子政策といった、子供一人しか育ててはいけない制度が昔あった。
日本とも対立していた歴史もあり、日中戦争や満州事変も歴史の時間で勉強したな。
中国四千年の歴史とはよく言ったものだが、万里の長城もぜひ一度行ってみたい。
歴史的遺産が多いのも中国の特徴である。
とまあ二泊三日くらいだったかな海外研修があったのは。
ホームシックにもなったが、楽しかった。
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