初恋
君を夏の日に例えた君は
どんな顔であの人の横顔を
見ていたのでしょう
午後の緑を含んだ風に
揺られるカーテンの向こう
君はいつも青い空を
見ていたのでした
私はその背中だけしか
知ることはないのでした
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