果て

初めてであった日のことを

鮮明に覚えている奴は　クソ野郎だ


屹度本当のことを見落として初めてと嘯いている

一度会った程度じゃ　運命とは言えないだろうに


ビビッとくるもんだけが　ほんとに価値のあるもんなのか


果てを見た

ここがこの世の最後かと何度思ったか

もう二度と会ってやるもんかと思った

そうした


のに


いつだって続きを作るのは

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