第6話 2006年05月09日 出血…。Σ(@ロ@lll)

ダンナさんが出社後、ムスメに朝ごはんを食べさせ、

さてそろそろ着替えさせて、幼稚園に行かせる

準備をさせなくちゃなぁ~と思って…。


ムスメは「幼稚園行きたくない病」が

急に発症していて、ダダッ子になっている。


「きょうはようちえん、おやすみ!」なんて

言い出すもんだから、「今日は行くんだよ~!」

なんとか言って聞かせて、納得したところで。


その前に、ハハはトイレにいこう。


なんて気軽に入ってみたところ。



Σ(@ロ@lll)








出血。






どっどっどどどーゆーこと?!


生理の初期に出るような、

褐色の血のかたまりが出ている。


信じられない思いのうえ、

動転してしまいまして。


でも、友人ママさんのときの大出血で、

大パニックを起こしたときのことを

思い出しまして。


いやいや、落ち着け。

とりあえず、病院行かなきゃ。


その前に、かかりつけ近くにある

実家に電話しなきゃ。


で、まず実家に電話。


実父に話をして、実母にも話をして、

急遽、車で迎えに来てもらうことになった。


その前に、かかりつけの婦人科にも電話。


午前中に診てもらえることになって、

先生が一言。


「出血した血液も持ってきてください」




Σ(@ロ@lll)



なっ、なな、流しちゃった…。



「すみません、トイレに流しちゃいました…」


先生、ちょっと怒ったような口調になって、

「流しちゃったらしかたないけどね」



ちょっと待て。


はたと気づいた。



もしかして。


もしかして。



うわ~!


もしかして、

とんでもない

コトを

しでかして

しまったかも

しれない…。


なっ、流しちゃったってコト?


あぁああああ…。


以前、再現番組で見た、流産体験で、

トイレで違和感を感じ、手で触れてみたら、

週数わずかの小さな赤ちゃんが乗ってた、と

いう再現シーンがぐ~るぐる。


ヤバイ、マズイ。


電話を切ったあとに、声に出して、

自分に「落ち着け落ち着け」と

言い聞かせつつも一気に落ち込む。


で、でっでも、そうじゃないかもしれないし。


だってだって、絶対、9週目とはいえ、

それらしいカタチはしてなかった…。


こうしてはいられない。

んと、ムスメはどーしましょ。


む~、迎えに行けなくなっちゃうかもしれないし。

それこそ緊急入院なんてことになったら、

本当にバタバタして、それどころじゃ

なくなっちゃうかもしれない。


幼稚園に電話だ。


休むことを伝えると、理由を聞かれた。

一瞬、迷ったが、そのままを言った。


「やったぁ~!!♪」



お、おいおい。(笑)


そんなに喜ばんでも。(^-^;)


無邪気なムスメを見ていたら、

ちょっとだけ落ち着いた。

そうそう、ムスメもいるんだもん。


落ち込んでもいられん!!!


ひとまず、入院も考えて、一泊分の準備をし、

車の到着を待つ。




なんとも重苦しい雰囲気で、

実父に病院へ送ってもらう途中、

ムスメはすっかり夢の中。


アナタ、ほんとうに手がかかりませんねぇ…。(^-^;)


診察してもらうまでの待ち時間、なにも

しないではいられそうもなかったので、

とりあえず宮部みゆきの「ICO」を

読んで気を紛らわせてみた。


ムスメはじぃじとミスタードーナッツへ。

大好きなドーナツを食べて、きっと

ご機嫌なハズ。(*^∇^*)


1時間ほど過ぎたころ、順番になって、

名前を呼ばれた。


診察台に上がるときには、

さすがに緊張した。


「最悪、結果がどうであれ、

絶対、泣かない!」


そう思って、上がったものの。


先生に、エコーを見せられて、


「ほら、ここに赤ちゃんが」


……すくなくとも、中にはいる。


「心臓、動いてるでしょ」






(T^T)




心臓、動いてるでしょ、と言われても、

画像を見慣れてないせいか、

ちっともわから~ん!!!(笑)


でも、でも、でも…。



よかったぁ~!!!



ばんざぁ~い!


うえぇえええぇ~んん。(*T^T*)


よかったよぉおおおお…。


泣かない、と決意したけど、

生きてる、とわかったときは、

さすがに涙がこぼれました。


看護婦さんにも「よかったねぇ~」と

言ってもらえて、なお涙。


ベソかきハハになりました。(^-^;)



とはいえですねぇ、やはりそんなに

安心というわけではないようでして。


今回は、いつもの担当の先生ではなく、

ご高齢の院長先生に診ていただいたのだけれど、

これがまた想像以上にご健在な方でして、

ものすご~くよく分かる説明を受けました。


なんでも、9週あたりの赤ちゃんというのは、まだ

いわゆる「卵の黄身」で育ってるらしいんですよ。


それが、ぼちぼち母胎の胎盤から

栄養をもらう移行時期となるワケで、

そこでうまく準備がいかないと、

遺伝子的に問題のある子孫ということで、

自然淘汰されてしまう、とコトらしいんですね。


まぁ、人間の赤ちゃんが「黄身」で育つ、などと

考えたこともなかったんで、ちょっと

新しい発見だったんですが。


なので、安静にしてようが、してまいが、

ダメなときはダメ、それは母胎が悪いのではなく、

あくまでも自然淘汰、あなたのせいでは

ありません、と何度も念を押されてしまいましたよ。(^-^;)


いや、わかってます。

そのとおりだと、頭では理解してます。


先生はさらに、「だけどね、この時期、

だからといっていつものように動き回ると、

もし万が一があったときに、周囲から

いろいろいわれることになるから、

絶対に安静にしていてください」



(^-^;)


なるほどぉ~。

そりゃそうだよねぇ…。


なんかもう、半分上の空ですよ。

とりあえず、無事でよかった。


もうそれだけでいいやぁ~。

あああ、本当になんともなくてよかった。


トイレに流してなくて、本当によかった…。



さて。


その後、一週間は安静、ということで、

来週の水曜日にもう一度チェックして、

なんともなければ一安心、ということらしい。


それにしても。


前回、ムスメを産むときに3ヶ月入院して、

イタイ注射を打たれまくったわりに、

やっぱり血栓が解消しなくて。


もしかすると肺に血栓が入ると

呼吸困難を起こして生命の危機に陥るかも、

なんて脅されて、急遽、ダンナさんの海外出張中に

促進剤を打って、出産に臨んだのだけれど。

(そういえば、全然フリーページ更新してないなぁ…)


あのときも自分の生命の危機、なんて言われても、

どうもピンとこなかった。


いろいろ、周囲の話を聞いていたりして思うのだけれど、

人間って、よほど自らの死を望むような状況でなければ

(あるいは、望んでいたとしても)、

「自分が死ぬ」ということを真から信じては

いないのではないか、と感じることがある。


だからこそ、周囲は「死を目前にした」人間が

どんな状況にあっても、「生を信じている」

「生きるための執念を見せてくれた」、などと

話すのではないか、と思う。


今回は自分の生命ではなかったのだけれど、

やはり「身体の中に宿った命」が消える、と

いうのは、ものすごい衝撃でありつつも、

やはり受け入れがたいものがあった。


妊娠ってね、できたから順調に育つ、という

ワケじゃないんだね…。


うぅう、やっぱり高齢出産って

リスクが高い、だわ…。(^-^;)


いやぁ、本当に反省。


順調じゃない、ということもあるんだよ…。

そのくらい、気づけよ、自分。il||li _| ̄|○ il||li



ほっとした気分で、自宅に帰ってきたら、

ムスメもつられてお昼寝で爆睡。


なんだかやっぱりこちらの気分が

反映しているらしく、いまひとつ、

ご機嫌が悪い、というか、

不安げだったりするんだなぁ…。


ダンナさんも早めに帰宅して、

洗い物やらムスメのお風呂やら

手伝ってくれた。


そして、ひとつお約束。


「できれば、ムスメと一緒に寝る。

 遅くても10時には寝る。

 朝早く起きて、なにかするのはかまわないから」


「言い訳はなしね。絶対、約束して」


はい、わかりました。(^-^;)


前回の反省もあるんだよね~。

ムスメのときの入院前も、夜中の2、3時まで

ダンナさん待って起きてたりしたから。はは。


あれは、ダンナさんもあとからかなり

反省したらしい。


妊婦に睡眠不足はよくないとか。


しばらく、先生のお許しが出るまで、

おとなしくしてようっと。(当然だ)

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