第2話 クリスマスケーキの上で戯れて
二本足で歩き、御話に魔法ちょっとだけ使える魔法使いの弟子 犬の姿のワン子
唐突だが、変な処に召喚されたワン
こ、此処は‥白い風景、雪の景色のようだが
滑ってゴロンと転がると その雪の感触が違う
ぺろりん…あ、甘い 甘いワン!
あ、あれはクリスマの飾りのツリーなんだけど 作り物ぽい
砂糖菓子で出来ているワン!
しかも 何処から遠くで調子がずれた感じのクリスマスソングまで聞こえる
浮遊の魔法で、浮かんで ふわふわと近くにやって来たのは
「あ、わん子さん」「わん子さんにゃあ」
「ああ、リアさん達だワン」わん子
猫な亜人な人達 にやんこ・・ともいう
人間の姿だけど耳と尻尾 猫耳と尻尾がある人達
お友達のリアさん(薄茶猫)にナジュナジュさん(黒猫美人さん)に
ナジュナジュさんの妹で
小さくてかわいいアシャちゃん(黒猫)
「大きな白いケーキの上に召喚されたみたいなんだよ」
「ええ、此処はケーキの上なんですか」「うん」
わいわいとワン子達が騒いでいたら
ケーキを置いたテーブル近くで 暖炉にマキをくべながら
二人の人物が話していた。
「遅いねワン子さん」「そうだな」
「僕、召喚魔法で呼んでみたけど 上手くいかなかったの」「・・・・」
「どうしたのアーシュ?」
「俺、心配になってきた お前の魔法の才能はいつも変な方向で」
「そんな事ないよ」
「毎度、失敗が多い 多すぎる 俺へ治癒魔法も『かすり傷』が『大怪我』に」
「大丈夫だよ 多分」「・・まあ、いい俺は他にも菓子やら料理を作るから」
そんな会話とかが繰り広げられる クリスマスなアドベントの出来事だったワンワン☆彡
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