1-6 別れへ向かう恋路の始まり……の裏
◎エピソードタイトルの元ネタ
supercellの楽曲『終わりへ向かう始まりの歌』あたりがイメージにありました。終わりを強調するフレーズが昔から好きです。
◎エピソードの狙い
百合エンドなのに男子との交際を挟む(あるいは意識する)展開を描くとして、「じゃあ何でそうしちゃったの」という説得力は非常に重要だと思っています。「それが世間で普通と言われているから」でも悪くはないんですが、僕の作品だとそれで終わらせたくないです。
義花は自分が大事な人に必要とされることを非常に重視しています。大事な人にとって良い選択は何か、その長短や懸念は何か、整理して吟味したうえでの結論。
ただ厄介なの、義花は自分の本心を致命的に分かっていない……というより、感情に対する解釈を間違えています。本人は冷静だと思っているから余計にタチが悪い(他のことならロジカルに考えるのも得意なんですが、恋愛は別)。
ただ、今回の二人の問答はやっぱり好きなんですよね。ロジックとエモの配分といいますか、感情を言葉で共有できているのが良いなと。
……いや別に、僕のリアルの体験がどうだったとか、そういう含みは無いですからね。全然関係ないです。
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