第3話食事
「どんな金持ちであろうが、僕みたいな貧乏人であろうが、飯を食べる姿は悲しい」
これは、高校時代の迷言。
金持ちも貧乏人も同じく腹が減るのだ。これを教師に言うと、羽弦君は天才か馬鹿の分かれ目にいる。と、言われた。当時、家庭は母が大病を喫し、貧乏だったのだ。
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