第12話 小休止。
疲れると、
マスクをしていると、
ストレッチをサボっていると、
忙しいと、
梅雨になると、
呼吸って浅くなりがちです。
呼吸は毎日欠かさずしているけど、
どうするんだっけ?
息を吸う。
うーん、これは正しい?
吸ってるだけじゃあいけないね。
吸ったら吐いてあげないと、肺がいっぱいになっちゃう。
1日1回だけでいいから、ちゃんと呼吸をしたいと思います。その時だけは、私の身も心も呼吸のためにあるような。
まず、体から要らなくなった空気をゆっくりと抜いていきます。
2番目に、目を瞑って自分の好きな匂いを(私は森林を)イメージします。
3番目に、酸素が食道を過ぎ肺が背中と下の方へ広がることを感じ、爪先にまで辿り着くように、深く深く息を吸います。
最後に、肺の大きさを楽なところまで戻して目を開ける。
息をするって、息を吐くことから始まると思っています。そうしないと、必要なものを取り込む場所がなくなってしまうから。
そして、しっかりできていると自然と体全体が動きます。
お腹の膨らみに合わせて横隔膜が肺を引っ張り肺が膨らむ。肺が膨らめば、肋骨が広がり肩甲骨は開く。肩甲骨が開けばちょっとだけ肩は前に出るんです。
声楽を習っている方は、背中にも空気が入る(ような感じ)と教えてもらいました。腹式呼吸をしていると、肩は上がらないというのは肺の深くまで空気を届けられるからみたいですね。
長々と失礼しました。
―呼吸について。
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