終恋

何度となく乗り越え

長い月日が経った

明るく楽しかった思い出は

今は遠い過去


時の流れは早く

ずるずると過ぎていく

こっちの事情なんて

知らんぷり


互いにムキになって

本音を隠して

後戻りできない状態に


もう一度あの頃みたいに

二人で居たかった

余計な感情が邪魔をして

言葉にできない


一人に慣れてしまった

居ない事が当たり前になった

寂しさを忘れた


穴の空いた心には

注いでも満たされない

流れ落ちる愛の水

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