第2話 装備

 担当者

 「パワードスーツの適性検査は合格点です」

 明

 「どうも特殊な」

 担当者

 「はい、装着用パワードスーツのターゲットは上空、海上、海中のターゲットです」

 明

 「成る程」

 担当者

 「レイブンズの三人は上空の装着用パワードスーツ部隊に配属したい」

 一季

 「構わないぜ」

 落雷

 「ああ、問題ねえ」

 明

 「はい、問題はありません」

 この装着用パワードスーツ部隊に配属後、メカニック部隊、装置者部隊に別れた。

 明

 「なんか女が多いな」

 落雷

 「確かに」

 一季

 「確かに」

 三人以外は女しかいない部隊。

 メカニック部隊レイブンズ担当チームリーダー

 「明、一季、落雷、調整だ、機体は来ている」

 この調整、他に陸上も調整。

 明

 「高度は?」

 リーダーの山田原市

 「一万メートルだ」

 明

 「成る程」

 山田原市

 「機体としては一万メートル級、輸送機にばんばんあがる」

 明

 「成る程、主力ですか?」

 山田原市

 「ああ、NATO系の主力だ」

 明

 「成る程、名前は?」

 山田原市

 「F4ファントムⅢ装着用パワードスーツ仕様だ」

 明

 「わかりました」

 山田原市

 「レイブンズの機体はF14トムキャットⅡ装着用パワードスーツ仕様に近い実験機だ」

 納得した三人。

 NATO系の主力機、この他に次期主力機の候補も多い。

 3週間の学習、訓練、また演習。

 装置者部隊の学級ゼロ組担任

 「最初に話した通り、空に上がる以上は」

 気が重い担任、未成年者が多い、最年長も二十歳位、言いにくい実験機も多い、本来はあり得ないと言われた。

 担任

 「綺麗事は辞めた、成果より、生きて帰って欲しい、若者に帰るのが、一番の良薬だ」

 この卒業後に輸送機に上昇。

 輸送機内装着用パワードスーツ部隊隊長の速見

 「ふむ。レイブンズの三人は良いとしても、他は緊張か」

 明

 「お菓子食べる?」

 こういう気遣いができるレイブンズのリーダー。

 速見

 「明に任す、上手いしな」

 明

 「ちょっと鏡みて、笑おうか、顔の筋肉を解してさ」

 女性隊員の初陣をサポート、この機長が作戦空域を指示、部隊の隊長の速見が発進、レイブンズの一季、落雷が発進、初陣の女性隊員を1名ずつ話、上手く発進させた。

 最後に明が発進。

 戦術輸送機エアーワンが離脱。

 明

 「速見隊長、レイブンズはサポートに徹します、ご安心を」

 速見

 「ああ、火と月と正義と断罪の位、速見部隊は突撃せよ!」

 大群のモンスター、この最初に発射したミサイル群、この最初に明が火の攻撃魔法に2000mを焼き払う。

 速見

 「明、ナイス!」

 明

 「はい、問題はありません」

 上空の攻防戦、この火と月と正義と断罪の位も持つ明の火の攻撃魔法、焼き払う毎回。

 帰還と女性隊員達と話を通したケア。

 






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