このイメージをこえて
君は俺を嫌ってもいい理由を求めてる
だから俺はお前を嫌うんだと言っている
でもたとえその理由が消滅したり改善されたりしても
君はきっと俺を嫌うのだろう
君が嫌っていたいなら嫌っていればいいじゃない
どうして社会のせいにするのさ
どうして世界のせいにするのさ
君にとっていらないものは
この世にとってもいらないもの
君にとって必要なものが
他の人にとっていらないものだったとしたら
そのとき君はどうするの
一つ目の拒絶があり
二つ目の拒絶があり
三つ目の拒絶があり
そうして次々に拒絶が生まれ
そして君の大切なものも拒絶される
けれどもはや止めることはできない
最初の拒絶を認めたから
どうかお願いだから一つに混ぜないで
バラバラのまま一緒にはなれないの
違いが違いのまま在ることはできないの
お願いだから無理やり一つにまとめないで
なんとか仲良くやっていくことはできないの
なんとか仲良くやっていくことはできないの
なんとか仲良くやっていくことはできないの
あなたの理屈が“正しい”なんて言わないで
俺の理屈を“間違っている”なんて言わないで
あなたの世界が“正常”だなんて言わないで
俺の世界を“異常”だなんて言わないで
だってこっちにはこっちの理屈ってものがあるんだ
あなたの理屈に無理やり当てはめるのはやめてくれ
お願いだから自分の世界が唯一絶対なんだなんて思わないで
それじゃ“仕方がない“としか言えないじゃないか
なんとか仲良くやっていくことはできないの
なんとか
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