あとがきへの応援コメント
初めまして。保紫といいます。
レビューを読んで興味が湧き、結果一気に読了しました。
さすがに淀みなく読める文章で、ホラー苦手な私でも楽しめる作品でした。
私なら撮っちゃった写真を見返すのは結局怖くて開けないタイプだなぁと思いながら、それでもサユの相手を続ける理恵はすごいです。それは親友であったからだと考えると、二人の関係がちょっと羨ましい。でもそれが崩れていってしまうことが、悲しかったですね。
最後の、ちょっと狂気じみた理恵が、好きです。どうなるのか想像に任せていただけているようなので、なんだかんだ二人で生きていくのも面白いかなと思ったりもします。他人事だから言えることですが(笑)
楽しませていただきました。
ありがとうございました!
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!
親友だから写真を撮って、親友だから何とかしようと思い、親友だから取り返しがつかなくなってしまう。
そんな残酷さを目指して書きました。
二人で生きていくのもいいですね。
吹っ切れたら意外と良い関係が築けそうな気もしたり……
これからもよろしくお願いします。
あとがきへの応援コメント
こんばんは。
真夜中のコメントお許しください。なぜこんな時間に読んでしまったのかと思うくらい、今作も素晴らしいホラーでした……!
写真の他に、目もキーワードだった気がしています。
死んだサユの目がぱっちりと開く瞬間、
理恵の右目にサユの魂が入った瞬間、
この描写が各話の最後に入ると、文字の中から視線を感じる感覚に襲われて、そこから逃げたいと次話をタップしていました。
……逃れられませんでしたが。笑
世にも奇妙な物語とかで映像化されたら絶対ゾクゾクしそうです。
読み応えある作品をありがとうございました(^^)
作者からの返信
ご感想ありがとうございます。
真夜中だとさらに雰囲気があったかもしれません。
目がキーワード、言われてみればそうだった気がします。
ついでに言うとスマホのカメラもある意味「目」ですね。
見ること、見られることって心理的な恐怖があると思います。
「世にも奇妙な物語」は私も好きです。
あれは短編のホラーに合っていますね。
これからもよろしくお願いします。
第11話(終)への応援コメント
わぁぁ、読み終えました…!
最後の一文が、とても強いです。
あえて怖いとは書きたくなかったのでこの表現にて。
この先の決行の際には次の出会いはあるのか?
なんて想像が広がっていきますね。
ふふふ、夜なのに読んじゃった。
そのぞわぞわを抱きしめながら今日は布団で目を閉じます。
特に右目はぎゅっと閉じて。
面白かったです。
良き&ぞわりの読書の時間をありがとうございました。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!
怖いのが苦手とおっしゃっていたのに……感謝です!
でもリアルに感じていただけて嬉しいです。
果たしてあの決断は正しかったのか。
それとも新たな恐怖の幕開けとなるのか。
続きを残しておくのも短編の良さかなと思いました。
これからもよろしくお願いします。
編集済
あとがきへの応援コメント
読了感想失礼いたします。
ホラーはちょっぴり苦手(怖い)ながら……スマートフォンを用いた日常に起こりかねないテーマとその先見たさに最後まで読ませて頂きました。主人公は死を冒涜するようなことを仕出かした訳でもなく、本当に「魔が差した」だけで悲惨なことになってしまいましたね……。それも、画像を消す(と決めた)その時は目を瞑っていた筈です。そこにも分岐が……。「サユ」も生前と変わってしまって見えたのは、魂、剥き出しの感情のままになったところも大きいように思いました。それでも「そうしたら」なんて言うのはどこかで成仏を願い主人公への友情の気持ちも残っているからなのでしょうか。
果たして死に顔を撮ることの良し悪しは置いても、余りに誰もが簡単に何でもをカメラに収めてしまえる現代に「魔が差す」ことへの末路を警鐘するようでもあります。面白い作品を読ませて頂きありがとうございました。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!
深い考察、拝読いたしました。
ラストのサユの言葉は友情ゆえか、それとも友達をさらに苦しめるためか。
色んな解釈ができそうな形で残しておきました。
何でもカメラで撮って写真を保存する時代(しかも見返さない)に、どこか一抹の不安とホラーの種を感じて書きました。
これからもよろしくお願いします。
あとがきへの応援コメント
読了しました。
表題の『魔が刺す』とは、主人公が、サユの死に顔を衝動的に消してしまったことだと分かりましたが、もし私でも消していたと思います。
死んだはずの親友がスマホ画像として毎日自分に語りかけてくる。それがやがて、主張し出して日常を侵食されてしまうとは、、、。
怖くもあり、ホラーとして面白い題材だったと思います。
ケータイが絡んだ心霊ホラーだと『着信アリ』などを思い出しますね。
心を痛めた親友の死をいつまでも大事に記憶として残しておきたい、それが不条理な恐怖の引き金になるとは。
よかれ、と思ってしたことが、逆に人との立場を危うくさせてしまうこともあるなあ、と考えてしまいました。
どんなに大事な親友でも、距離感を踏まえない相手とのやり取りは恐怖しかない、それが表されたホラーでもありましたね。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!
何もしなければ綺麗に決別できたかもしれないのに、やってしまったせいで取り返しが付かなくなってしまった。
ホラーは大体そんな失敗から始まるように思います。
スマホで死顔を撮影するのは、前にリアルでそんな話を聞いたことがあったので。
私自身は怖くてとてもできません。。。
楽しんでいただけたら幸いです。
これからもよろしくお願いします。
あとがきへの応援コメント
あわわわ、最終回の恐怖の余韻が抜けません。
真冬に発表する作品じゃありませんよ、ガタガタガタ:( ;´꒳`;):怖すぎて湯たんぽ無しで眠れません。
魔が差した代償が恐ろしすぎます。
スマホを供養してもらった方が良かったんでしょうか……人間、いつでも最善を選べるわけじゃありませんよね。
リアルな日常に這い寄る珠玉のホラー!最高でした!
作者からの返信
最後までお読みいただきありがとうございました!
また素敵なレビューも寄せていただきありがとうございます。
ホラーなので、怖がってもらえて嬉しいです!
スマホを供養してもらったらどうなったのか……
それとも他に手段はあったのか……
取り返しが付かないって、怖いですね。
第5話への応援コメント
うーむ、霊障も近代化していますな。
しかし、ご遺体を写真に残しておくという発想が今どき(?)というかなんというか^q^;
作者からの返信
ご感想ありがとうございます。
昔の「掛け軸の幽霊」とかって、今なら写真になるのかなと。
そんなことを思いながら書きました。