第2話 風花雪月
風花雪月・・・
四季が美しく移ろう様を
なぜ
この四文字で表すのだろう
季節の変わり目には風が吹く
天気の変わり目にも風が吹く
人の心にも風が吹いて
あるとき 誰かを好きになる
風が種を運んで
花が咲く
美しく咲く花を見て
心が動き
誰かのことを好きになる
雪が降ると
音が消されて静かになる
全てのものを覆いつくして
雪景色は世界を変える
静かな白い景色の中で
人は自分の心と
向かい合いながら
春の訪れを心待ちし
春の訪れに心を備えてゆく
月は四季を通して世を照らす
照らす月は変わらないのだけれど
月が照らす世は
移ろう四季によって変わりゆく
月が世の夜を照らすので
心に四季の移りが刻まれる
風花雪月・・・
季節の移ろいを感じる時
わたしは新たに気持ちを確かめたい
季節の変わり目に風が吹いたら
あなたへの気持ちを新たにしよう
花の美しさに心動いたら
あなたへの思いを深めよう
雪が降って静かな日は
心の声に耳を澄まして
あなたを想いたい
月が映し出す四季の移ろいは
昼間の太陽ほどではないから
心を豊かにして感じ取り
豊かになった心で
あなたをもっと好きになりたい
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