第26話 【彼12】

分かっている。


どうせ!付き合って3日だ!別れるなら、、、早いほうがいい。


今なら誰にもバレない。


放課後!教室で待っていればコノコノ来ると思ったのだろう。


さしずめ!花に引き寄せられる。


蝶や蜂のようにね。


まぁ。僕は、そんなに綺麗なものではないけどね。


メスの匂いに引きつけられる。

盛った野良犬かバター犬が、お似合いだ!


彼女!いない歴史16年。

(今は、いるけど、、、


あと!数十分後には、いなくなる彼女。)


あぁ、楽しい時間とは、なぜ過ぎるのが、、、早いのだろう。


彼女の気持ちに気づいてから1日と半。


短い!短過ぎる!僕の青春!!!


僕は、意を決して!


彼女に謝った。


初めは、付き合った事。


彼女の気持ちを疑っていた事!


しかし、自分の小説を読んでくれている事に気づき!彼女の気持ちが、本当だったんだと気づき!


それに、応えようと!


必死に、頑張ろうと思った矢先に登録者が激減!


桜井さんの気持ちに応えられなかった。


と言う事を謝罪した。


「うん。うん。それは、それは、、、」


彼女は、頷きながら聞いてくれた。


なんて、優しいんだ!と、思った。


少しの沈黙が流れて、、、


彼女が、語り出した。


「実は、、、」


登録者が減ったのは彼女のせいだと言う事を


僕は、それを聞いて!ホッとした。


そして、僕は伝えた!


僕が中学生の頃から1番会いたかった人が、桜井さんであった事を!


初めての登録者!


年齢も名前も知らない。


その人が、桜井さんだったと言う事を!


彼女は、驚いていたが、、、


とても、嬉しそうだった。


そして、僕達は今日!


別れる事もなく!


お互いの想いを伝え合った。


それから暗くなったので、彼女を家まで送って行った。


彼女は、終始!嬉しそうだった。


時たま見せる不満そうな顔が気にはなったが、、、


喜んでくれていたので、よし!とした。


そして、その帰り道に


彼女から、ある提案をされた!

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