第7話 【彼7】
「趣味、、、もったいないわよ!
こんなに書けるのに!
せっかくだから小説家を目指しなさい!!!」
「はぁ、、、僕などでは、なれませんよ!」
「なれるわよ!私が、保証するわ!!!」
「いや!桜井さんに保証されても、、、」
「・・・。」
桜井さんは、少し悲しそうな顔をしていた。
ので、、、僕は、すぐさま謝った!
「ごめんなさい!言い過ぎました。
しかし、僕はあくまでも趣味ですよ。」
「なんで?もったいないわよ。」
「もったいないと言われましても、、、
そんなに簡単になれる物でも、ないでしょうし。
やるメリットが、よく分かりません。」
「メリットならあるじゃない!
1発当たれば!億万長者よ!!!」
「そ、、それは、そそられますが、、、。
ムリです!
現実的じゃありません。
1発当たくらいじゃ!億万長者には、なれませんよ。
少なくとも数年は、連載しないと億万長者には、なれないと僕は思います。
それに!数年間連載となると僕達は、これから大学受験もあるんですよ!
1週間に一度の連載なんてリスクでしかありません!」
「あなた?ジャンプか何かと勘違いしてない?
まぁ、、、いいわ!
なら、現実的なリターンがあれば良いのかしら!?」
「リスクに見合うリターンがあればですけどね。」
「それなら、、、
あなたが、小説家を目指すなら私が付き合ってあげるわ!」
桜井さんに、付き合う。
などと、言われても、、、
僕は、メリットなど余りないじゃないかと思った。
付き合うとは、色々だ!
買い物に付き合う!食事に付き合う!トイレに付き合う!
付き合うなど!そんな甘い言葉に僕が、騙されるとでも思ったか!!!
僕をその気にさせるなら、、、
オッパイ3揉み!くらい提示してもらわくては、、、
そしたら命でも、かけるのに!!!
そんな事を考えていると、、、
桜井さんが、僕の瞳を覗き込んで来た!
「、、、だめ、かな?」
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