【彼女は・・・僕の事が好きみたいです。】完結作品!
国語力 レー点
第1話 【彼1】
僕は【坂道 日向】勉強も運動も全くダメな16歳高校1年生だ。
僕は、ある女性に恋をしていた。
その女性とは、学校1可愛い【桜井 桃香】さん。
彼女とは同じクラスだが話した事は、1度もなかった。
それもそのはず!
彼女は、学校1の人気者!
一方!僕は冴えないモブ男子。
彼女と、つり合うどころか話しかける事すら許されない!
(まぁ、正直に言えば話しかけられない!
だけ、なんだけどね。)
しかし、そんな彼女が今日は僕の事をチラチラと見ている。
何だろう?と僕は、気になった。
まぁ。さしずめオナラでもしてしまって、周りに気付かれたから僕のせいにでもしょうと思っているのだろう。
しかし、心配するな!桜井さん貴方のオナラなら男子は喜んで嗅ぐだろう!
そして、そのオナラは桃の香りがするに違いない!
と!そんな事を、考えていると・・・
授業が終わり!
桜井さんが近づいて来た!
(えっ!なになに!!!桜井さん
僕の方に近づいて来てない!?)
勘違いだと思いながらも僕の目は、泳ぎっぱなし・・・
「あのー。」
桜井の声に僕は、下を向いてしまった。
(勘違いだ!勘違いに違いない!!!)
「あのー、日向くん。
ちょっと話があるんだけど・・・ですけど・・・。」
(いま!僕の名前を呼んだ?呼んだよね?)
「聞いてる?・・・聞いてます?」
「はぃ。聞こえては、います・・・」
「ならいいわ・・・放課後屋上に来てくれない!話があるの。」
「話し?僕は、ありません。」
「私が、あるのよ!
分かった!とりあえず放課後になったら屋上に来てちょうだい。」
「・・・。」
それを告げると桜井さんは、自分の席に戻ってしまった。
すると、桜井さんの周りの友達達が桜井さんに事情を聞いていた。
桜井さんが、答えないと・・・
周りの友達は、騒いでいた。
「でもさぁー。何で?桃香が、あんなモブ男に話があるのー!?よく、わかんなーい!」
分かんないなら黙ってろ!俺だって、分かんねーよ!
それに、お前らも桜井さんと比べたらモブだからな!モブ女性ABCだよ!!!
心の中で、そんな事を思っていると・・・
クラスの男子の視線が気になった。
皆から少し睨まれてる様な気がする・・・。
まぁ。仕方ない!
だって、あの桜井さんに話をかけられたのだから!
僕みたいなモブ男は、非難の的だ!
しかし、勘違いするな!男子しょくん!!!
これは、単なる罰ゲームだ!!!
僕は、中学時代もこれを食らった事がある!
上流貴族達のお遊びだ!
そして、明日には僕は皆んなの笑い物のになってるに違いない!!!
残念だったな!桜井さんとモブ女性ABC!
お前達の企みなど!
全部!マルっと!お見通しだ!!!
なので、僕はその誘いを断らせてもらおう!
そして、僕は放課後屋上には行かなかった。
あとがき
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