#17 執筆場所

 執筆場所、小説を書く場所は、初めは勉強机なベッドの上の二択だった。


 物語を書くときは、勉強机の上に話の流れや人物設定をまとめたメモを広げて、おそるおそる文字を打っていた。このエッセイを書くときは、ベッドに腰掛けて、思いついた事をそのまま書き出していた。


 時間帯は夜。それも寝る前だ。ながら作業が苦手なため、一日やることが全て終わった状態でないと書けなかった。学校から帰り、塾に行き、帰宅後お風呂に入る。課題を終わらせて次の日の準備をする。そこまでやりきって、さあ後は寝るだけだという状態で初めて書き始める。


 実はこれ、私にとってすごく効率が悪い笑

まず頭が働かない。夜は得意ではないし、疲れ切った体はもう眠いと訴えかけてくる。


 そこで今は、書けそうなとき書く、というスタンスになっている。ぼっち電車のタイミングの捗ること。学校の休み時間にささっと書き加えることもしばしばだ。


 だらだらスマホわ眺めてた時間が創作時間になる。すごく気分が良い。


 今の私は執筆場所について聞かれたら、こう答える。日本、と。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る