第30話 下校でのお話

 皆さんご機嫌麗しゅうございますか?

わたくしは昨日作者さんに怒られてしまいました。

怒られてしまった理由は……もっと楽しみなさい! でした。

最近あまりテンションを上げずに実況していましたからね……。

今日はとことん盛り上げてきますよぉぉぉおおおおおお!!!!!!!

 ということでぇ!

まずはOPソングから!









◇◇◇









 皆さんただいまおかえり!

お久しぶりでございます!

しばらくの間更新はなく、いつの間にか新しいラブコメ短編作品が出来ている……。

作者さん一体どうしちゃったんだろう……? 頭おかしくなっちゃった? って思った方々が多くいらっしゃると思うのでご説明します。

 実はもう少し経ったら検定試験があるそうで、去年ボロボロに負けたリベンジを果たすために勉強されているところです。

しかし、作者さんは体を使って覚える方が得意としているため、机に向かってする勉強は大の苦手。

しかも受検するものは文章がいっっっぱい出てきます。

 幼少期から言葉が苦手な作者さんにとって、文章を覚え続けるのはかなりつらいもの。

そのため、息抜きにちょっとずつここで執筆されていました。

文章を見た後に文章を見るのは大丈夫なのか? と思いますが、作者さん曰く小説の文章は大丈夫なんだそうです。

意味がよく分かりませんね。

 しかし、完全に頭がおかしくなっている作者さんが、物語の続きを書いたとしてもなかなか進むはずもなく……結果更新を停止せざるを得なくなったわけです。

驚かれた方々も多くいらっしゃると思うので、作者さんに変わって深くお詫び申し上げます……。


カシャッ! カシャシャシャシャッ!


「そうたくん」


「どうしたのなぎさちゃん?」


「――――」


「えっ? 本当にどうしたの? 急に黙り込んで……」


「――――大好き!」


「えっ、今の溜めは何だったの……?」


「ただやってみたかっただけ〜」


「そっか〜。ただやってみたかっただけなのか〜」


 わたくしたちは謝罪会見になっているのにも関わらず、そんなことも知らずに堂々とイチャイチャぶりを見せつけてきましたね……。

しかし2人はこの物語の登場人物なので、わたくしたちが謝罪会見をしていることなんて全く知りません。

ということで、謝罪会見はここまでにしてセットを片付けて……記者の方々も早く撤収してください!

早く2人のイチャイチャを見たいのでそちらを実況していきたいと思います!

 謎の少女、萩 雪乃に気に入られてしまい、まるでハーレム状態になってしまった清太に絶望した颯太と渚。

そんな2人の下校は、とにかくイチャイチャし放題。

さすがに少し人気のないところだが、それでもすれ違う人に見せびらかしているようにも見える。

しかし、2人は今目の前にいる人物しか目に映っていない。

特に渚の場合は周りの様子など全く視界に入っていない。


「ねえ、そうたくん」


「どうしたのなぎさちゃん?」


「さくらちゃん、大丈夫かな……」


 かと思えば、急にさくらのことを思い出し、だんだんと表情が曇っていく渚。

雪乃が清太にくっついている状態になっている時、さくらはずっと2人の後ろで暗い顔をしていた。


「大丈夫、とは言いづらいよ。ずっと清太と一緒にいたさくらが、急に萩さんという人物が現れて、一気に距離を詰めてきてあの状態になっているから。さくらにとっては戸惑いもあるし……何より一番は清太に安易に近づけられなくなったことだね」


「わたしもそうたくんと同じこと思ってた。さくらちゃんのあの表情を見た瞬間、嫌な感じがした。今までずっと清太くんの傍にいたから……」


 どうにか出来ないかと色々考えてみるが……結果は清太の判断次第。

結局最善の策は、


「――――僕たちは見守るしか出来ないね……」


「うん……。わたしはさくらちゃんをフォローする。悲しい思いをさせないように」


「うん、お願い。僕も清太とはちゃんと話してみる。清太はどうしたいのかが聞くのが一番だと思うから」


 2人がたどり着いた答えはこれだった。

最終判断はやはり清太の判断に任せるしかない。

 清太は複雑な関係を持ってしまいましたね……。

さあ、清太は矢野 さくらを選ぶのか、萩 雪乃を選ぶのか、それとも……?

彼が下した判断は……また後のお話。

 あ、これはもう今回のお話は終わりかぁ……ちょっと待ってください!

まだまだお話は続きます!










◇◇◇










 2人は自宅へ到着。

颯太が扉を開け、渚を先に通してから自分が中に入る。

すると、渚は靴を脱ぐと小走りでリビングへと向かい、荷物を置くとソファーに座った。


(何かあるのかな?)


 そう思いながら、颯太も靴を脱ぐ。

そしてリビングへ向かうと、渚は颯太に手招きをし始めた。


「どうしたのなぎさちゃん? そんなに激しく手招きして」


「そうたくん、今日はそうたくんに凄い甘えたい気分なの! だから……今日はそうたくんにいっぱい甘えても良い?」


「――――! うん、良いよ! 今日はなぎさちゃんが満足するまで甘やかすよ!」


「――――! ありがとうそうたくん!」


 颯太が荷物を置いて渚の隣に座った途端、渚は颯太に抱きついた。

渚の体全身から颯太に向かって好き好きマークが飛びまくっています!

もう颯太のことが好きでたまらないんですね。

良いなあ、羨ましいなあ……と思っているそこのあなた、わたくしもそう思っています。

この2人を見ていたら自然とそう思っちゃいますよね。

すごい分かります。


「そうたくん耳貸して」


「えっ、うん」


 渚にそう頼まれ、颯太は渚に耳を近づけた。

すると、渚は颯太の耳元まで顔を近づけると……。


「そうたくん大好き。だからキスしても良い?」


「〜〜〜〜〜っ!?」


 そう囁かれ、颯太は頬を真っ赤にする。

バッと渚の方を振り向くと、そこには頬を赤くして上目遣いで見つめてくる渚の姿が。


(なぎさちゃん、やっぱり可愛いなあ。僕の自慢のお嫁さんだよ)


 颯太は心の中でそう思いながら顔を近づけ、渚の唇と自分の唇を重ね合わせた。

しばらくお互いの想いを感じ取りながら重ね合わせ……そしてゆっくりと離れた。


「なぎさちゃん……僕もなぎさちゃんのこと大好きだよ。これからもなぎさちゃんのこと守っていくよ」


「そうたくん……」


 そして、また唇を重ね合わせる2人。

この2人のイチャイチャは何だか映えますよね。

こちらまでドキドキさせてくるし、写真にしてもすごく良く写るんです。

カシャ、カシャ!

ふふっ……これでコレクションがまた増えましたね。

おっと、つい気持ち悪いオタクな発言をしてしまいました。


「――――うん! そうたくんパワーいっぱいもらったから夕ご飯作るね!」


「あ、もうそんな時間になってたんだ。僕も手伝うよ」


「うん! ありがとうそうたくん!」


 そしてまたおしどり夫婦な光景を見られるという……なんって最高の夫婦なんでしょうか!

見どころ満載ですね!

ということで、久しぶりの更新の回となりましたが、いかがでしたか?

これからしばらくは更新頻度はめっきり減ってしまいますが、どうか当作品の応援よろしくお願いします!

 おっと、どこからかEDソングの『ドキドキ!』が聞こえて来ました。

それでは、また次回!

さようなら!

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