前のエピソード――第639話　三期生シンガポール旅行企画　その６

【登場人物】

青葉ずんだ　　ＤＳｔａｒｓ特待生　グループ最恐ＶＴｕｂｅｒ

宮古島たると　ＤＳｔａｒｓ零期生　事務所の絶対的清楚歌姫

羽曳野あひる　ＤＳｔａｒｓ２期生　雑談配信が得意

津軽りんご　　ＤＳｔａｒｓ特待生　きまぐれ僕っ娘

川崎ばにら　　ＤＳｔａｒｓ３期生　ゲーム配信が得意

八丈島うみ　　ＤＳｔａｒｓ３期生　センシティブ委員長

出雲うさぎ　　ＤＳｔａｒｓ３期生　妹系巫女さん

五十鈴えるふ　ＤＳｔａｒｓ３期生　和風エルフ

石清水しのぎ　ＤＳｔａｒｓ３期生　おっぱい侍太郎

Ｂちゃん　　　ＤＳｔａｒｓ裏方兼事務職員　広報配信を担当

【シチュエーション】

随分前に行っていた、三期生シンガポール旅行。

その公式動画がついに発表されたのだが……！

◇　◇　◇　◇

Ｂちゃ「さて、三期生のみなさんが」

　　　「アトラクションから帰ってきました……！」

　　　「さっそく、感想を聞いてみましょう！」

　　　「どうでしたかうみさん！」

う　み「いやぁ、立体音響と映像美で、本当にミイラに襲われているようでした」

　　　「室内ジェットコースターにはいろいろ乗りましたけど」

　　　「たしかにこれは一個抜けていた感じがありますねぇ」

Ｂちゃ「お手本のようなレポートでしたね！」

　　　「流石は三期生の広報担当！　百点満点の回答です！」

　　　「では続いて、えるふさん」

えるふ「いやー、私、ハムナ○トラってけっこう好きで」

　　　「それこそ何回も見てるんですよね」

　　　「見事にあの世界観を再現しているところが」

　　　「１ファンとしてとても嬉しかったです」

　　　「やっぱイムホ○ップなんよ！」

　　　「スコーピオン○ングも出てええんよ！」

Ｂちゃ「オタクらしい深い感想どうもありがとうございました」

　　　「さて、三期生の怖がり組は……？」

しのぎ「ばにらっちょ⁉　ゾンビついてない⁉」

　　　「隊長の身体に、ゾンビついてたりしない⁉」

ばにら「だ、だだ、だいじょうぶバニよ、しのぎ」

　　　「ぜんぜんついていないバニ……」

　　　「むしろばにーらについてないか、背中を見てくれバニよ」

うさぎ「こわ、こわ…………ゎぁッ（号泣）」

しのぎ「うーちゃんッ！！！！」

ばにら「そうだよね、怖かったよね！」

　　　「ばにーらたちにはちょっと、レベルが高かったよね」

Ｂちゃ「グローバルレベルのホラーは」

　　　「やはりばにらさんたちには、荷が重かったようですねｗ」

◇　◇　◇　◇

ずんだ「なにがグローバルレベルのホラーだ！！！！」

　　　「ジャパニーズだろうがアメリカンだろうが！！！！」

　　　「ホラーは怖いに決まってるでな！！！！」

たると「そうだそうだ！」

　　　「自分がやらないからって、そんな他人事みたいに！」

　　　「Ｂちゃんてば無責任さぁー！」

　　　「一度Ｂちゃんも、ホラー配信をやるべきさー！」

あひる「これについては完全に同意だわ」

　　　「ホラゲーって、やっぱ適正あるよね」

　　　「無理矢理やらすのはかわいそう……」

りんご「ばかだなあひるちゃん、無理矢理やらすから面白いんだろう」

　　　「理不尽に怖がる女の子、彼女たちと悲鳴と泣き顔」

　　　「そこからしか摂取できない栄養素があるんだよ……ふふふ！」

あひる「りんご！　大丈夫かてめぇー！」

　　　「委員長（ヒソカ）みたいな顔になってんぞ！」

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怖がる女の子がかわいいのはホラー配信のお約束。

なのでまぁ、ばにらたちの反応こそ、視聴者の求めていたものではあるんですが――グローバルレベルのホラーはやっぱりね？

そして、今回の話を書くために、ハムナプ○ラってどんな話だったっけと調べたら、スコーピ○ンキングが２の敵役で、１の敵役はイム○テップと出て、ちょっとびっくりしました。スコーピ○ンキング、スピンオフになるくらいだから、そっちが１から敵役なのだとばかり。さてはちゃんと見てないなテメー。（金ローとかで見た気がするんだけどなァ……？）

さて、アクティビティが終われば、次はショッピング！　みなさんお土産に、何を誰に買っていくんでしょうかね――？　気になる方は、ぜひぜひ応援・フォロー・レビューなど、よろしくお願いします！m(__)m