第627話 関西最強女VTuber その15

【登場人物】

津田杏    だいさんじ一期生 関西最強女VTuber

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

志摩ぱるけ  伊勢志摩大好き系VTuber

天城まひる  アオヤン高校の特攻隊長 身体を張るタイプのV

竜崎蝶子   アオヤン高校の純情担当 センシティブ皆無アイドルV

大内山みるく 羽曳野あひるのママ(絵師さん)

羽曳野あひる DStars2期生 雑談配信が得意

清水K介   だいさんじ所属VTuber アラフォー独身おじたん

大草原原シャロン だいさんじマネージャー お嬢様系一般人


【シチュエーション】

だいさんじの事務所横断企画。

紛れこんだヤンキーゴリラ女VTuberにより地獄と化す。



◇ ◇ ◇ ◇



K 介「圧勝! だいさんじ我らが津田杏さん! 圧勝!」


大草原「ここまで一方的なワンサイドゲームでは」


   「流石になんだか申し訳なくなってきてしまいますわ~!」


   「けど、だいさんじ勢の躍進はおめでたいですわ~!」


ぱるけ「あぁ~、なんかどうでもよくなってきちまったなぁ」


   「全部、杏さんがやっちまうんだもん」


   「ぱるけちゃん、ここにいる意味あるんでしゅかね~?」



 杏 「ダッハッハッハ! 御旗のアホもしばけたし! 勝負も圧勝!」


   「こら、なんも言うことございませんなぁ!」


   「今日は気持ちよう寝られるでぇ~!」



   「あとは叙々○をどないするかやな……!」


   「この収録のあとでも間に合うやろか?」



K 介「まだ叙々○に行くのをあきらめていなかった!w」


   「どんだけ肉が食いたいんですか、アンタは!w」


 杏 「ぱるけちゃんも、シャロンはんも一緒に行くやろ!」


   「今日の賞金で奢ったるさかいに、みんなで食べに行こうや!」



   「あ、よかったら他の出演者のみなさんもどーです?」


   「親睦会もかねて、肉でもじゅっとやきましょや!」



まひる「これが、圧倒的強者! 持っているVTuberということなのか!」


蝶 子「流石は津田さん! 器が違うなぁ!」


   「天城さんも、そういうところもちゃんと見習ってよね?」


みるく「完敗だ……VTuberとしての格の違いって奴を見せつけられたぜ」



   「まぁ、私はイラストレーターなんですけどね!(いつもの)」



あひる「負けたからってその言い訳はずるいぐゎぁッ!!!!」


ばにら(わぁ、津田さんと焼き肉、ちょっと行ってみたいかも)


   (けど、ばに~らみたいな陰キャが混じったら、場がしらけそうだし)


   (でもこんなチャンス滅多にないだろうし……!)



ずんだ「ちょっと待ったァッ!」


   「まだ、勝負は一本残ってるでな!」


   「最後の勝負が終わるまで、戦うのがVTuber!」



   「そうだろ! 津田杏!」



全 員「ず、ずんださん……⁉」



 杏 「ほう。まだ、うちに食ってかかるその勇気」


   「DStarsにも骨のある奴がおるやんけ」


   「青葉ずんだ。東ではぶいぶい言わせとるようやが……」



   「ここで東西VTuber! どっちが最強か!」


   「白黒はっきりさせるとしよかァッ!!!!」



ずんだ「望むところだでな!」


   「だいさんじの全勝なんて……そんな惨めな結果にはさせない!」


   「絶対に最後の勝負で! ずんだがお前を倒してやるでな!」



K 介「えぇ、なんだかとても盛り上がっているところ」


   「非常に申し上げにくいのでございますが……」


大草原「最期の勝負は、かわいい系にフォーカスした勝負でございましてよ!」


   「そうズバリ……これが私のメイド道!」



   「VTuberメイド喫茶接客対決ですわぁ!!!!」



二 人「な、なんだってぇ……ッ!!!!」



みるく「おいおいおい死ぬわ、二人ともw」



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



まだ、勝負はついてないぜ! 熱いムーブで迫るずんだ!

そんな彼女の心を折るような、メイド喫茶シチュエーション対決!


なんでホストクラブのまねごとはするのに、メイド喫茶のマネはしないんですかね?

そっちの方が、需要ありそうな気がするのに……?(きっと深い事情がある)


というわけで、最後の最後で大やけど必至の状況に追い込まれてしまった二人。そういうキャラじゃないのに、やれるのかはろ~ん! やれるのか、ずんだ! 二人のメイド姿が気になる方は――ぜひぜひ評価・応援・フォローよろしくお願いします!m(__)m

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