第517話 バニーマスター・先行プレイ配信 その4
【登場人物】
川崎ばにら DStars3期生 ゲーム配信が得意
青葉ずんだ DStars特待生 グループ最恐VTuber
大内山みるく 羽曳野あひるのママ(絵師さん)
清水K介 だいさんじ所属VTuber アラフォー独身おじたん
大草原原シャロン だいさんじマネージャー お嬢様系一般人
低気圧ともこ 企業勢VTuber(美少女ゲー系) 低気圧よわよわV
【シチュエーション】
ばにら、キャバクラゲー大会に出場する。
◇ ◇ ◇ ◇
K 介「はい! といういことで!」
「みなさんどうもお待たせいたしました!」
「本日はですね、今週末発売になるPCゲームソフト」
「バニーマスターの先行プレイを、みんなでしていきたいと思います」
「集まってくださったのは、人気VTuberのこちらのみなさん!」
ずんだ「おあよぉ~~! 青葉ずんだだよぉ~~!」
ばにら「こんばに! 川崎ばにらばに!」
みるく「こんばんは。イラストレーターの大内山みるくです」
ともこ「あっ、どうも」
「美少女ゲーム配信VTuber」
「低気圧ともこです」
大草原「みなさまはじめましてでございますわ~~~~ッ!」
「今はだいさんじ新人マネージャー!」
「いつかは立派なお嬢様を目指す一般人!」
「大草原原シャロンでございますわぁ~~~~!!!!」
四 人(なんで一般人が一番目立ってるんだ……)
(というかこの人、どんな心臓してるんだよ……)
K 介「えぇ…………(困惑)」
「一般人が紛れこんでおりますが」
「僕のマネージャーでございます」
「今回、彼女のたっての願いということもありまして」
「僕の代わりに実況プレイをしていただくことになりました」
「大丈夫ですよね、シャロンさん?」
大草原「モチのロン! ポンからのチーですわ!」
全 員(不安しかねぇ~~~~!!!!)
K 介「まぁ、メンバー紹介はここまでにして」
「さっそくゲームの説明に入っていくとしましょう」
「すみません、みるく先生。お手伝いお願いできますか?」
みるく「まったく。仕方ないな、K介は……」
「は~い! それじゃ、この大内山みるくが!」
「バニーマスターのゲームシステムを、簡単に説明しちゃうよ!」
「ずばり……」
「女の子にお酒を飲ませて、べろんべろんにしてお持ち帰りする」
「ゲスな男の欲望満点のゲームです☆」
K 介「悪意ぃぃッ!!!!」
「そんな言い方しなくていいじゃないですか!!!!」
「あんたそんなこと言って、ドリクラめっちゃやってるくせに!!!!」
みるく「男がやるとゲスなゲームですが」
「女の私がやると、美しい夜の蝶の話になるんだな、これが!」
K 介「調子いいこと言ってんじゃないよw」
みるく「まぁ、そんなに深く考えないでもろて」
「ようは女の子と楽しくお酒を飲んで」
「仲良くなりましょうっていう、大人の恋愛ゲームですね」
ばにら「バニ! ばに~ら、こういうゲームは久しぶりバニ!」
「ちょっと緊張しちゃってるバニよ!」
ずんだ「恋愛ゲームは、ときメモくらいしか知らないでな」
「ときメモもやったことないから……がんばりゅ!」
ともこ「今時、珍しいですよね」
「こういうスタンダードにヒロインを口説くゲーム」
「昔はそれこそ、学校内を徘徊してお目当てのヒロインを……」
みるく「ちょっとちょっと!w ともこちゃん!w」
「心のオタクくんが出ちゃってますよ!w」
「まぁ、かくいうみるくも、オタクくんが出ちゃってますけどねw」
「きちゃぁーっ! こういうのを待ってたんだよぉーっ!」
大草原「こういうゲームがあるんですのね」
「私、はじめて知りました……!」
「しかし! お嬢さまならば、どんなゲームも華麗にプレイするもの!」
「落として見せましょう! この大草原原シャロン!」
「このゲームでハーレムを築いてみせましてよ!」
全 員「いや、そういうことじゃないんだわ」
「ハーレムゲーじゃなくて、1対1のタイプのゲームなんだわ」
K 介「メンバーに若干の不安はありますが」
「まぁ、やっていきましょう!」
「それではみなさん一斉に、先行プレイ配信スタートしてください!」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
活き活きとしてる、みるく先生。w
いやけど、この業界で仕事している人間は、そういうの好きじゃないとやりませんよね。下手に清純ぶるより、よっぽど潔くて僕は好きでございます。w
かくいう僕もエロラノベ業界の端っこに席を置いているもの。
これからも、性癖晒してやっていこうな……!!
さて、満を持してはじまったハーレムゲームの先行プレイ。ばにーらさん、こういうゲームは久しぶりという感じですが、はたしてちゃんとプレイできるのか。そして、大草原とともこは、どんな形で絡んでくるのか。波乱含みの突発ゲームコラボ、行く末が気になる方は、なにとぞ評価・フォロー・応援よろしくお願いいたします!m(__)m
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます