第460話 画伯 その5

【登場人物】

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber


八丈島うみ  DStars3期生 センシティブ委員長

出雲うさぎ  DStars3期生 妹系巫女さん

五十鈴えるふ DStars3期生 和風エルフ

石清水しのぎ DStars3期生 おっぱい侍太郎


生駒すず   DStars特待生 1期生兼任

羽曳野あひる DStars2期生 雑談配信が得意

秋田ぽめら  DStars特待生 みんなのママ

津軽りんご  DStars特待生 きまぐれ僕っ娘


【シチュエーション】

 久しぶりの3期生&特待生コラボ。


◇ ◇ ◇ ◇


う み「それではさっそくやってまいりましょう!」


す ず「今回は人数が5人ということで」


   「【お題】→【絵】→【中間回答】→【絵】→【最終回答】」


   「という流れでやっていきます!」


   「ただし、あまりに簡単な【お題】だと面白くないので」


   「お題のテーマはランダムで出させていただきます!」


う み「ということで、一回戦のテーマはこちら!」



   「【くだもの】でございます!」


   「なんでもいいので【くだもの】のお題を出してくださいね!」



   「それでは、お絵描きしりとり――スタート!」



ばにら「うわっ! いきなりばにらだ!」


   「お題は文字だけだから助かるばに~♪」


う み「こらこら場が冷めるようなこと言わない!」


   「それよりはやく! 思ったより時間ないよ!」


ばにら「え~? くだもの? くだものバニでしょ……」



   「分かった! これだ!」



   【ばなな】



しのぎ「うわっ! いきなり来た!」


   「ばにらっちょ! これはナイス【くだもの】だよ~!」


   「これなら隊長にも書ける太郎!」



   【へちょへちょのばなな】



うさぎ「あっ! 私が中間回答だ!」


   「これは……流石に誰が見ても分かるでしょ!」


   「余裕余裕! 当てに行っちゃうよ~!」



   【バナナ!】



う み「よっしゃ来たァ! よし、このお題なら勝つる!」


   「委員長の画力、そこで見てろやぁあああああッ!!!!」



   【バナナを食べる委員長(ちょっとエッチ)】



えるふ「…………えっ?」


   「セクハラ?(困惑)」


三 人「ちょっ! うみ! なにを書いたのよ!」


う み「お題が簡単過ぎるのがいけないんだワ」


   「これくらいサービスしないと、面白くないでしょ」



えるふ「……これは真面目に答えるべきか」


   「それともチャンネルBANを覚悟で、センシティブ回答するべきか」


う み「やめてくださいえるふさん! ここ委員長のチャンネルなんです!」


えるふ「まぁ、無難にこれやろ!」



   【バナナ】



す ず「はーい! 両チーム回答まで完了しましたね!」


   「最初ということで、ちょっと簡単すぎたかもしれませんね!」


   「それでは答え合わせいってみましょう! まずは三期生チーム!」



   【ばなな】

    ↓

   【へちょへちょのばなな】

    ↓

   【バナナ!】

    ↓

   【バナナを食べる委員長(ちょっとエッチ)】

    ↓

   【バナナ】



す ず「見事正解で~す!」


   「いやぁ~、うみさんてば自分の絵も描いて!」


   「余裕のよっちゃんって感じですね!」


う み「まぁ、これはお題がよかったですワ」


ばにら「おいこらうみ! なにセンシティブな絵を描いてるんじゃ!」


   「お子様だって見てるんやぞ! 時間を考えろ!」


しのぎ「ひぇ~~~~っ! この短時間でこんなの描いちゃうの?」


   「うみってば、ほんとに絵が上手い太郎だよぉ~~~~!」


うさち「うわぁ、エッチだ……(///)」


ばにら「ほらっ! うーちゃんがショックうけてるバニでしょ!」



す ず「いやいや、流石の三期生でございました」


   「では、続きまして……特待生の結果をどうぞ!」



   【りんご♥】

    ↓

   【謎の人物画(とても個性的)】

    ↓

   【くだもの……?】

    ↓

   【迷い線ばかりでなにも描けてない】

    ↓

   【ひじきwwww】



三期生「ちょっと待って⁉」


   「どうしてこうなるんです⁉」



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



ひじきはひどい。(白目)

戦犯捜しはこの手のゲームでよくないですが、二枚目で人物画を描いた奴が、まちがいなく流れを決めてしまいましたね。いったい何葉ずんだ先輩なんだ……!


そして、そこから広がる謎の困惑と混乱。

これは特待生チーム、もしかして激ヨワなのでは?


クールで完璧でなんでもできちゃう女先輩! その思わぬ弱点――というより個性が火を噴く! この流れから今後の展開が察してくれた方は、ぜひぜひ彼女の奮闘を見守ってあげてください! あと、よければ評価などよろしくお願いします!m(__)m

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る