43. 放課後等デイサービスの手続きへ

自分と同様

こだわりの強さなどの個性の有る次女は

小学四年生の2月から放課後等デイサービスを利用している


放課後等デイサービスは

施設により

かなり方針の違いが有り


学習分野を強化している所も有れば

自由な活動や

生活についての指導に特化している場所も有る


次女が通っているのは

体幹を鍛えながら

楽しく過ごさせてくれる施設で


自分に似て運動神経の良くない次女が

何とか普通レベルに近付けるよう

身体を動かす遊びを取り入れたり


通っている生徒さんや児童さん達との

コミュニケーション能力の向上を図ってくれる

理想的な場所


スタッフさん達も親切で明るくて

次女のオタク話に気さくに付き合って頂いたり


誕生会の時には

次女の推しの絵の入った

素敵なバースディカードやお菓子をプレゼントして下さる!


帰宅部で家にいる時間が長いが

家にいると

私と口論ばかリだから


そういう暖かい場所で

色んな年齢の男女とノビノビと過ごせる環境が有るのは

きっとこれからの次女にプラスに働くだろうと思われる!


手続きは毎年更新だったり

半年ごとにモニタリングという報告会も有るが


その時に

家とは違う次女の一面を聴けたり

成長を感じさせられるのも有り難い!


こんな良い事づくめのデイサービスだが

次女も4月からは受験生という事で

3月で通うのもおしまいになる


残り少ない日々を

その素晴らしい施設で

有意義に過ごしてもらいたいと願いながら

今日も夕刻に送り出す時間をありがとうございますm(__)m


………


自分の時代には

発達障害などという言葉すら存在せず


誰にも理解されないまま

かなりの生き難さを抱えながら

仕事にも苦悩する事が多かったですし


まさか

自分がその障害に該当していたなどという事も

8年前まで知らずに生きていましたが


その障害を知った事で

今までの生き難さも納得がゆきました


自分はわりと学生時代は

成績だけは良い人間だったので

その路線で仕事もスイスイこなせると思いきや


仕事内容によっては

他の人々が容易く出来る事でも

頑張っても出来ない事が多く


人よりずっと諦めていた事が多かった

情けない自分も

やっと許せるようになりました


今、こうして

そういった人々に向けた福祉が

こんなにも充実している状態はとても有難く感じてます


出来ない事が多い自分を認めて

肩の力を抜いて生きるという事が

こんなにも楽なのだと

人生の後半になってやっと分かりました


頑張っている訪問者さんも

肩の力を抜いてリラックス出来る時間が

沢山ありますように

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