38. 出さない配慮

新年になり

気付くと早6日も経過していた


自分の部屋が無く

家族がいる時間には

気持ち的に落ち着かず

執筆出来ない自分は


書きたくても書けない時間が続き

書けないでいるうちに

書く事を忘れてしまいがちになるが……


この時期は

年賀状


2日に

中学生時代の友人が移転していたらしく

宛先が間違っていた年賀状が戻って来た


去年届いた年賀状を見ると

確かに住所が変わっていたが


その時

移転しましたという

注意書きが無かったから


つい元の住所のまま投函した結果

戻って来たのだった


年賀状ソフトを起動し

住所を変更してから

年賀状をプリントしようとした


ところが

自分にしては珍しく思い止まった


元日の時点で

その友人からの年賀状は届いていなかった


自分は年に一度の安否確認と

年賀状に相手の幸福を祈る気持ちを込め

出しているつもりだったが


自分のそんな思いは

相手に伝わる事無く


ただ届いたからには

面倒だが

年賀状を返そうと思っていただけかも知れない


現に住所を変更した旨を一言添えていない時点で

これが最後のつもりだったのかも知れない


だとすると

相手に今年もまた

そんな手間をかけさせるのは申し訳無く感じた


どこかで

この負の連鎖を断ち切らなくてはならないのだとすると


元日に相手から届いていない

これが良い機会なのかも知れない


結局

その友人からは

年賀状は6日経過した今も届いていない


少し寂しい気持ちも否定は出来ないが

中学生の時から去年まで続いていたというだけでも

素晴らしいものだったと

清々しい気持ちと

相手に対しても感謝したい


中学生の時から今まで

途中からはずっと

年賀状を通してのお付き合いを

ありがとうございますm(__)m


…………


年賀状という風習自体

だんだん風化し

無くなりつつあるのかも知れないですが


次女のような年代では

まだ新鮮らしく

何時間もかけて一生懸命手書きイラストで出してます


学校でも

自分宛に出す年賀状が

国語の授業で有り


元日に見慣れたイラストが

次女宛に届きました


後から見返すと

そういう年賀状も良い思い出になっていそうです


自分も正直

いつまで続けられるか分からないですが


少なくとも

元日に届いている方々に対してだけは

この先もずっと続けて行けたらと思っています


既に6日も経過しましたが

やっと長女が美容室

次女が歯医者に行った今

少しだけ時間が出来ました


皆様の作品も拝見したいところですが

後日また

一人時間が出来た時にゆっくりと訪問します


ありがとうの気持ちを詰め込みながら

これからも綴ってゆきたいと思いますので

今年もよろしくお願い致します m(__)m

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