第6話 学校から家族集合

結果的にその後何もなかったので

そのまま寝ることにした。

次の日

いつもどうりに起きた。

「お兄ちゃん起きてる?」

「起きてるけど

本当にその呼び方でいるの?」

「家とかなら呼んでいいかなーって。

嫌?」

「別に良いけどな。

学校とか集まってるとこじゃなければ。」

実は凄く恥ずかしいのだが

悪化しても嫌なので

このままお兄ちゃん呼びのままにしておくか。

「ほら そんなことより早く行くよ。

初めて顔合わせるんだから。」

確かに親は昨日いなかったから今日が初めて全員そろうのか。

「わかった すぐ行く」

そう言って着替えてから行った。


「あら おはよう。」

と、聞いたことのない声が、聞こえた。

「おはようございます。」

「家族になったんだから敬語じゃなくていいわよ。」

「そうですね。

いつものしゃべり方になるよう頑張りますね。」

「いや 頑張らなくいいわよ。

慣れてもらえれば。」

初めて親父の再婚相手をみた。

優しそうな人だ。

「じゃあ早速やっと新しい家族がそろったってことで乾杯!!」

「あっ時間無いわ。」

「本当だ急いで支度しないと。」

「えー 少しくらい話そうよ。

       良いとこだぞー。」

「子供か!」

「ふふっ 楽しくなりそうね。」

そんなこんなで家を出た。

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