第4話 顔合わせ

どうやらこの家で住むらしいから

引っ越しの心配は、無いだろう。

問題は、連れ子がいるらしい。

しかも同じ学校で同級生で、

女の子らしい。

勘違いされなければばいいが。


同級生とは、月曜日の公園集合になっていた。

結婚式を挙げずに、

月曜日から一緒に暮らすらしいので、

月曜日集合になった。

俺たちの事は、話さなかったらしいから、

結婚を決める前に少し言ったのだろう。

相手の荷物は、日中に母親が移したので、

学校の道具しかもってないらしい。


時は、過ぎて待ち合わせの時間となった。

少しドキドキしながら待っていた。

「えっ 春斗君?」

そう声が聞こえてきた。

そちらを見ると花音が立っていた。

「もしかして同級生って。」

「そうらしいね。」


道を教えながら

この再婚について知ってることを聞いてみた。

「じゃあ再婚して同級生が一緒に住むかもしれないって言われたんだ。」

「うん。そう聞いていた。」

やっぱり少し前くらいから付き合っていたらしいとしかわからなかった。

やっぱり家族が二人で寂しいと思たのか。

それとも懲りてないのか。

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