2022.11.20-2 猫
フォンがキッチンでビニル袋やラップをカサカサやっている音を感じて、つい「ゴル゛ゥ゛ァ゛ア゛ア゛ァ゛ア゛ア゛ーーー!!!」と叫びつつ近寄ったら、単にタニタの計量器についているビニルのカバーの上にお行儀よく座っているだけだった。それはすまん…。てっきりまたラップを細切れにして飲み込もうとしているのかと思ってしまった。ラップを細く割いて長くしたやつを飲み込んで、数珠つなぎうんこを排便する時があるのだ。アルミも食べる時があって、細かいアルミのカスがうんこから発見されることもある。以前は私や母や父の衣類をしゃぶって噛みちぎり、丸い穴を製作していた。翌日のうんこは数珠つなぎで排便される。どうして腸がおかしなことにならないのかよくわからない。なんでうちのフォンは生きているのか。死んでもおかしくないのではないだろうか。よく分からない。うちに来た当初は箸の先端をかじって、何日もいないうちに何膳の箸を捨てる羽目になったことか。うちに現れるハエトリグモも遊びで捕まえては食べている。ハエも食べます。勘弁してほしい。猫は時々厄介なやつがいる。それがうちのフォンだ。私と対等に生きている。だいぶヤンチャが過ぎるやつだけれども。こんな猫は見たことがねぇよ。本当に猫か?
訂正、どうやらタニタの計量器の上には乗ってはいけないらしい。フォンが母上に怒られていた。そうなの?へーーー。
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