第6話

中3の修学旅行で岐阜長野方面に行った。

山々の雄大な景色をバスの車窓から眺めながら進んで行った。

善光寺に着いた。

1人で歩いてたら、お姉さん3人組に声をかけられた。

1人で歩いてて、寂しそうだったのかなって思った。


「修学旅行?」

「中学生?」

「どうして1人なの?」


「中3で転校してきたから、まだまだ親友もそんなにいなくて...」

って答えた。


「じゃあ、親友の出来る魔法をかけとくねっ!」

ってお姉さんは言ってくれた。


お姉さんたちと別れて、ちょっと歩いてたら

「あ~、あやめっち、なに1人で歩いてるの~?」

「みんなといっしょに行くよ~」

って、女子たちに、いきなりうしろから順番に抱きつかれた。


それから女子の友達といっしょに善光寺を歩いた。


鬼押出し園っていうところにも行った。


宿舎では、お風呂は女子のほうで入った。

ササッと服を脱いで、チャチャッとお風呂に入った。

女子のみんな何も気にしてなかったから良かった。


帰りのバスと電車では、女子の友達といっぱいしゃべりながら、大阪の中学に戻った。

2022/11/13

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る