徒然
徒然なるままに
ひぐらし煙を吹かして
そこはかとなく書き綴れば
そこに浮かんだ己の闇に
深く深く心は沈み
あやしうこそ物狂おしけれ
人目の塵に想いを馳せれば
己のが目の梁頭を穿ち
乾坤一擲の右ストレートは
鏡の横面をひび割れにする
手から滴る赤い血は
誰の罪をも白く雪がず
紅蓮地獄に連なる業に
否が応でも引き戻される
煙と血とそれから私
皆汚れて皆奇異
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