彼は今も私をつけ狙い、この貧弱な喉に手を伸ばす過去なのです。逃れようと走りますが、行き先は逃れようのない死。私は懸命に今を手放すまいと、暗い夜の端に浮かぶ日輪に手を伸ばし、九死に一生の朝を得るのです。への応援コメント
長いタイトルに眼を奪われがちですが、詩の方がよかったです。
時折見かける、こんなつらい過去があった、死にたい、他の人が羨ましい、でもどうせ死ぬんだから惰性でまだ生きてる的な独白から、階段をあがるとこんな表現も出来るということを若い人たちに見せてあげたい一品です(※あれはあれで好きですが)
作者からの返信
朝吹様
先に本文ができ、タイトルに悩んだ末、何を血迷ったかこのようなタイトルになりました。恥ずかしい。
まだまだ道半ば、階段半ばの私ですが、そのように言って頂けて有り難いです。
コメントありがとうございました。励みになります!
命の歌への応援コメント
心が悲鳴をあげているのです。
ゴルゴダまでは、まだ遠く、
茨の道を……否、足跡2つの砂浜を
ひたすら歩む それしか無くて……。