　『シンドラーのリスト』はじめ、第2次世界大戦のあのころ、迫害されたユダヤの人々を助ける映画は多々あります。

　これもその1つで、実話ベースになっています。

　ドイツ軍に占領されたワルシャワで、動物園を営む家族がゲットーに収容されたユダヤ人達を自宅の地下や動物用の檻に隠して、次々と救出する物語です。

　ゲットーからの生ごみに隠したり、ありとあらゆる手段を使って、一度は収容された人まで救い出します。

　なんだろう。

　本当に淡々と、当然のように助けていた印象しかない。

　ユダヤ人であると言うだけで、それまでの隣人が急に汚らわしいもののように扱われるのが嫌だったのかもしれない。

　普通の夫婦が、当時の支配者達を出し抜いた。

　そういう映画です。

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