第397話 蜜蜂と遠雷

 ピアノで思い出しました。

 小説原作、国際ピアノコンクールの映画です。

 松岡芙憂さん、松坂桃李さん、森崎ウィンさん、鈴鹿央士さん、など。


 登場人物にそれぞれ背景があり、ピアノだけで生きてきたわけじゃなく、しかし今コンクールで勝ちたいと願っている……

 コンクールだから必ず優劣がつくわけで、その中で足搔き、信じるものをピアノという形にしていく感じでしょうか?


 個人的には松坂桃李さんが演じた、サラリーマンで妻子もいる、けれど当たり前に生活している人の音楽があると主張する人が気に入っています。


 ピアニストって言うと、子供の頃から音楽のみの、ある種特殊な人間であるという認識があるので。


 悩み惑う、繊細な映画です。

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