　ジョージ・クルーニーさん、洋画です。

　出張出張出張で、アメリカ中を飛び回っている主人公の話です。

　確か未婚の設定で、しがらみのない人生を楽しんでいる、しかもお仕事は『リストラ』を言い渡す専門家だったような。

　なかなかに濃い設定です。

　おひとりさまを楽しむ主人公が、同じように出張族な妙齢女性と、

　『リストラなんて遠隔でネット経由で伝えたほうが効率的だ‼』と主張する若い女性と出会い、考えるお話なんですが……

　この映画は、『おひとりさま人生』と言うか、本人の主張による無駄をそぎ落とした『断捨離人生』を全否定することなく、何が正しいかなんてことは言わない感じが好きでした。

　出張族の女性は、『家族がありそこにいる自分が本物』と感じていて、出張し元気に動き回る自分を演じていたのが本当だったし、そういう生き方もまた良し‼と認め、まあそれぞれの人生があるって感じで。

　あ、でも遠隔でリストラを告げるのだけは、否定してたな、システマチックでヤバいんで。

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