第319話 海難 1890

 日本とトルコの合作映画。

 実話というか、歴史ベース。

 なんで親日な人がトルコに多いか?と、いう話です。


 まあ、イラン・イラク戦争(1985年)の時日本政府が救えなかった在留邦人を、トルコ政府が救ってくれたんですね。

 彼らがその時理由とした『恩』が、1890年の海難だったんです。


 明治時代、天皇に謁見に来たトルコの船が台風で沈みます。

 多くが犠牲になりますが、その生き残りを助けた小さな村の、献身的な恩に報いてくれたのが、100年近くたったイラン・イラク戦争……


 『人を思う気持ちは不滅だ‼』と言うか、若干説教臭い感じはするものの実話ベースだし……

 私自身、トルコの軍艦の沈没事件は教科書レベル以上のことは知らなかったのですが、トルコでは認知されているらしい。

 ああ、でも……

 なんとなく好きな国という認識をされるのは、嬉しいかな。

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