第266話 武士の一分

 これは、メジャーですね。時代劇だけど。

 木村拓哉さんです。

 毒見役だった故に盲目となった主人公は、不倫……と言うか騙されて遊ばれた妻を許せず、離縁。やがて、妻を弄んだ男の狡猾さを知り、いわゆる決闘を申し込み、盲目ながらこれを果たす、って感じでしょうか。


 これは、弱みに付け込んだ敵役がむかつくというか、まあ、よくある展開といえばそうです。

 俺に抱かれとけば、生活は保障してやるぜ、です。

 彼が何かしなくとも、毒見のために盲目となった主人公を、藩は決して見捨てなかったのに、です。

 まあ、騙されたんですね。


 これ、抱かせちゃった妻も、それを受け入れられず離縁した夫も、どっちもわかるって言うか、間違ってはいないもんなぁ。


 あ、一応ハッピーエンド?です。

 悪も滅びますし。

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