第259話 星になった少年

 柳楽優弥さんです。

 動物プロダクションの内向的な息子が、タイに留学してまで象使いになろうとする話です。


 苛められていた子が、親がプロダクションに引き取った象との交流を経て、自ら歩み出そうとするものの、最後は事故で亡くなってしまう。

 亡くなってのち、母親は彼の思いを知る……

 って言う、ある意味テンプレな展開の感動ものですが、柳楽優弥さんの繊細な演技がバッチリ合っていて、タイで一生懸命に努力する姿も素敵でした。


 動物、可愛いです。

 主には象なのですが、彼らから向けられる感情が胸に来るというか、ありきたりに言えば『生き物っていいな』と。

 あと家族内の葛藤も扱っていて、分かり合う難しさと、それでも許し合えたかもしれない(←微妙な表現でお察しください)家族ゆえの絆も。

 いい話だと思います。


 ただ、なぜ他人に説明しようとすると、『象になった少年』って言い間違えるんだろう?

 いや、ラストそう思えるシーンもあるけどさ……

 話変わるじゃんか⤵

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