　トム・ハンクスさん主演の、無人島サバイバルです。

　貨物機が墜落し、同乗していたエンジニアである主人公が無人島に漂着します。

　で、生き残るためのたった1人の戦いを始める、って話です。

　この話で面白いのは、1人きりのサバイバルを描いているのに、『人は1人では生きられない』と繰り返し訴えかけられている、と言うことですかね。

　生き残るために漂着してくる荷物は利用するのに、最後の砦みたいにたった1つの荷物は大切にする、とか。

　いつか戻る願掛けみたいです。

　話し相手であるバレーボールのウィルソンを失った時の必死さも、変になってしまっていると言うより、やっぱり人は1人では生きられないんだな、と。

　今回は結構ネタバレ書いちゃっていますね。

　なんというか生き残る過程より、主人公がいかに1人を誤魔かすかの方が、圧倒的に面白いと思う作品でした。

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