第159話 チャッピー

 近未来ロボット映画です。

 学習し感情を持つことができるAIを搭載したロボット・チャッピーが、いろいろあって(←雑(__))ギャングに育てられます。

 純真無垢な子供(の心を持ったロボット)を最悪の環境で育てたら?と言うお話ですが、実際はチャッピーの学習能力が上回るので、悲しすぎるパターンの最後ではないのでご安心を。

 ギャングも……

 そこまで『最悪』ではない、いや、悪いヤツだけど。


 この映画は……

 いろいろ凄いと思いました。

 AI関連は、大抵『反乱』か『暴走』、そうでなければ『交流』と言えばいいか、結構ほのぼの展開が期待されますが、どれでも無いんです。

 チャッピー(ロボットの名前)は成長し、無垢な子供のまま『母親(ギャングメンバーの女性)』を愛し、反抗期の子供のように開発者に怒り、やがて渦巻く陰謀の真実に気付いていきます。

 人間より人間らしく、泥臭い感情に振り回されながら誰より気高い、1つ1つのシーンは奪ったり、嫉妬したり、殺し合ったりで、殺伐とした部分も多々ありますが、私的には大好きな映画でした。

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