第132話 ハドソン川の奇跡

 クリント・イーストウッド監督、トム・ハンクスさん主演です。

 あの有名な、ハドソン川への旅客機不時着事故の話です。


 まあ、実際の事件が有名過ぎて、

 『ああ、あの英雄パイロットの映画か』と思って行ったら、そこがメインじゃなかった。

 事故は映画の最初の部分だけで、機長の判断は正しかったのか?あれが(不時着)ベストの選択だったのか?日本で言う事故調査委員会みたいな組織が、機長を糾弾してきます。

 

 確かに、

 『スゴい‼️』

 『英雄だ、彼は‼️』で終わってしまえば、教訓も得られないし……


 この話では事故調の理論に無理がありますが、自分に自信を持ちつつも揺れる、トム・ハンクスさん演じる機長の苦悩が……


 渋い、クリント・イーストウッド監督らしい映画でした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る