第128話 パフューム ある人殺しの物語

 えーっと、説明が難しいジャンルだな。

 匂いフェチの男が、偶然会った女性の匂いに惚れ込んで付け回し、匂いを堪能したかったのに騒がれて殺してしまう話です。

 雑あらすじ、怖いって言うより、フェチ怖い。

 で、結局匂いの再現に夢中になって、香水作りにのめり込みます。


 全編薄汚い感じの中世ヨーロッパの街並みがリアルで。

 主人公は市場で産み落とされますが、人生のしょっぱなから夢も希望もない感じ。

 その後の人生で『香水』に出会い、求める匂いを再現するためなら生き物を殺すことも厭わない生き様が怖い。

 なんか、香水って再現したいものの匂いを抽出するらしいんですが、彼の場合ここに生き物を使うことさえ厭わない。

 女性の匂いの再現なんで、まあまあ想像がつきますね。


 独特の雰囲気の映画でした。

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