　ＳＦ小説原作の日本映画です。

　市原隼人さんと、谷村美月さん主演。

　人間に宇宙は作り出せるかと言う、究極の質問がテーマな作品です。

　宇宙の成り立ちを説明する時、

　『ビッグバンがあって……』とか言っても、なんでそれが起こったのかわからないし、いくつもの偶然や仮設の上に立つ現実社会がいかにあやふやなものか……

　この映画では加速器を暴走させたり、ひいては宇宙を作り出そうとしたり、日本映画としては大胆でした。

　本当に日常……大学生活とか、盗撮画面がネットに上がるとか、あまりに下世話な日常の上に、『宇宙』があります。

　いろいろ嫌になりながら、投げ出したいと思いながら、未来をつかむ物語に思えます。

　賛否ありますが……

　テーマ音楽とともに、結構好きだった映画です。

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