　ナタリー・ポートマンさんです。

　バレエ団でプリマを目指す生真面目女子が、だんだん精神を病んでいく物語（←雑説明）。

　結構……なシーンがあるので、R15でした。

　白鳥と黒鳥、どっちも演じないといけない真面目な主人公は、『黒』がわからないまま苦しみ、崩壊することで『黒』を理解していきます。

　白と黒。

　陰と陽。

　相反するもので出来ているのがこの世界だと思いますが、1人の人間が突き詰めるには難し過ぎます。

　中途半端な、どっちつかずな方が楽な気がするのに、主人公、真面目1本の設定だし。

　追い詰められて、幻覚まで見て、行きずりの男と遊んだり、どんどん壊れていく主人公が……

　これ、サイコスリラーに分類されているようです(調べました）。

　そこまで怖いとは思わなかったけど……

　当時最後の上映回で観たため、1日の疲れとともにすごくけだるくなったのは覚えております。

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