第64話 ラーゲリより愛を込めて

 絶賛公開中なんで詳しくは書きません。

 シベリア抑留のお話です。


 結構実話ベースみたいな話が好きで、私はこの原作を読んでいます。ただ似たような話を読みすぎていたので、映画を見ながら、『ああ、多分あれだ』と分かった感じ。

 何というか、文章で読むのはいいんだけど、映像にされるときつい話だと思いました。


 シベリア抑留があったのは事実ですし、そこで亡くならざる得なかった人がいて、共産主義教育とかやってたといくつもの作品に出ているので、まあ、あったのでしょう。

 日本視点なので、もちろんソ連は悪役です。

 歴史は『勝者の都合のいい言い訳』と自分の作品でも書いていますが、視点をどこに置くかで物事の評価は変わります。

 でも、まあ……

 『むっかつくわぁ、ソ連』ってのが正直な感想ですね。


 戦争は狂気です。

 それでも繋がろうとした、信じようとした人を描いた作品でした。


 蛇足ですが、寺尾聡さんが出てて世代的にテンションが上がりました。

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