第39話 ギフテッド

 洋画です。

 母を自殺で亡くした少女は無邪気な普通の子供ですが、数学に『大学生も裸足な』実力を持つ天才でもあります。

 それでも彼女を当たり前に育てたいおじと、天才として教育したいおばとの戦いです。

 

 難しいテーマです。

 数学に抜群の才能を持つ者に国語を教え込むのは、はたして無意味なのか?

 もしかしたら本人が好きなものは国語の方かもしれないし、無駄だからと他の全てを取り上げるは?

 

 そう言うことを考えさせられる話です。

 才能を無駄にするのも罪だし、だからって押し付けるのも、ねえ?

 本当の意味で何が正しいのかはわかりません。

 けれど、天才も凡才も、みんな幸せであれと願うばかりです。

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