第19話 ドリーム
黒人差別があからさまだった頃の、アメリカのNASAのお話です。
圧倒的実力を持つ、天才女性数学者が黒人であるがゆえに苦労し、丁度コンピュータが現れた時代背景も重なり閑職に追いやられますが……
まだまだコンピュータも発展途上のこの時代、不具合の中宇宙飛行士が頼ったのは彼女だった‼と言う、実話ベースのお話です。
天才ゆえに中心部署に配属された時も、トイレさえ黒人棟に行かないと使えない、ひどい不自由を強いられます。
そして彼女がブチ切れるまでそのことにすら気付けない、白人達の無神経さが……
差別する側、される側。
どこにでも潜む認識の溝みたいなものがリアルです。
まあ一応フォローすると、彼女の上司はまともな方でしたが、ね。
ただ天文大好きな私としては、宇宙飛行士も、それを支える者達もただただ夢中で宇宙(ソラ)を目指す。多くの人が1つの目標に紆余曲折しながら進むのが好きです。
アルマゲドンやスペースカウボーイみたいな、ヒーローっぽい展開じゃなくとも……
格好いいなと思うわけです。
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